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2017年9月28日 (木)

アニメ 『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』

2007~2009年頃、原作小説を読み終えてしばし、アニメ化の報を聞いても見ることはあるまいと思った。ガンダムクラスタの方がアニメはいけていると言ってくれたがそれでも。それほどに、この作品に募らせられる思いは暗い。
近年、自分でも驚くほどガンダムに興味がなくなってしまったのは、この作品に触れたことを契機としているのかもしれない。Gレコは、「ガンダム」ではなく「トミノ作品」として観たように思う。

時が経ち。

Amazon Primeにあったので、積年の思い――アニメは面白いと言ってくれた言葉を無碍にしてしまったことへの――に蹴りをつけるべく視聴を考えたところでタイトルに若干の差異があることに気付く。『機動戦士ガンダムUC』とどう違うのか調べてみたら、それをテキトーにつないで22話構成にしたものだという。
ならば、残念を消すには問題ないものであろう。むやみやたらと嫌いたいわけではない。好きになれるならばという希望もあった。

最後の展開がこのようであったか覚えていないが、違ったような気もする。原作小説をさらにあざとくしたとしか感じられず、口の端が始終歪んでしまうことを禁じ得ない。MS戦闘でさえあざといと感じてしまえば楽しめるところはもはやない。ユニコーンはMSではなく、オーラバトラーか聖刻だ。ストーリーをきちんと終結させる努力を怠った歪みを一身に背負わされた呪いの機体だ。
ただ、原作小説ではただ悲惨としか思えなかったマリーダに悲しみを覚えることができたという一点でのみ、この作品を肯定することができる。

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