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2017年9月29日 (金)

読物 『性表現規制の文化史』

Feedlyで流れてきたHONZの日次更新分で見かけ、タイトルにではなく、表紙イラストが山本直樹だったことで興味を覚えた。

古代そうであっただろう性風俗と、一昔前にそうであっただろう性風俗が、主にキリスト教を由来とする禁則事項が権力と結合して規制対象となった。禁則事項は支配者階級ないしは上流階級に属するものだったものが、被支配者階級の増大に伴い自身のマイナー化を危惧した支配者階級が被支配者階級の取り込みを行う必要に駆られ、そうして取り込まれた層が先達よりもはりきって支配者階級たらんとして規制を喜んで受け入れ、それを下々に推し進めんと団体を結成したりして頑張っているが、時勢によって盛り上がったり沈静化したりしながら現代へ至っている一方で、性表現規制に熱心なハイソ様方は実はダブルスタンダードな実態をもっているらしい、という説。

似たような題材というくくりで比較すると、その昔読んだ『夜這いの民俗学』は楽しめた覚えがあるが、本書については第一章と最終章、あとがきを除いては割と退屈であるという印象。

最初のRPGを作った男ゲイリー・ガイギャックス〜想像力の帝国〜』には、D&Dが規制対象としてやり玉に挙げられたと記されていた。本書ではハリー・ポッターシリーズを禁書扱いしようとする動きが米国であったことが記されている。また、先日読み終えた『Story of V』にもまたキリスト教が挙げられた。
宗教が成し得たことってなんなんだろうといつも思う。

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