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2017年3月 2日 (木)

読物 『侍女の物語』

いかなる経緯によって本書を知りえたのかわからないが、なにか調べていて巡りあい、本書の概要に触れて柴田昌弘の『サライ』が脳裏をよぎり、興味を覚えた。
メイドが登場すること、環境汚染とディストピアが背景であることは共通している。戦闘メイドは登場しない。

『はだしのゲン』と『この世界の片隅に』、これを陰と陽の対としたとき、『侍女の物語』と『1984』が陰と陽の対をなしているという印象を得た。『1984』を陽とするのもなんだが、そんな印象を得てしまった。『帰還―ゲド戦記』の読後感とも似ている。
要するにちょっと生臭い。

近頃、一息に読み終えることができることは稀となってしまった。ほとんど一息に読み終えてしまった本作品はそうさせたという事実だけでもすぐれた作品であると強く感じるが、10代に出会っていたのなら読破できなかったかも知れないとも思う。

侍女の物語 (ハヤカワepi文庫)
マーガレット アトウッド Margaret Atwood
早川書房
売り上げランキング: 25,732

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