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2017年1月 2日 (月)

読物 『最初のRPGを作った男ゲイリー・ガイギャックス〜想像力の帝国〜』

初めて遊んだTRPGは『ローズ・トゥ・ロード』で、D&Dは二番目だった。
人生で最も遊んだTRPGシステムとなったが、その創造者に対する関心はこれまでなかった。ラリー・エルモア、キース・パーキンスン、ジェフ・イーズリーなどの絵師たちに対する関心は非常に高く、画集などを購入していたが、ゲイリー・ガイギャックスという名に特別反応するようなことはなかった。TRPGシステムをデザインすることに興味がなかったからかもしれない。

日常であったD&Dはやがて日常ではなくなった。細々と続けたTRPGセッションは、ネトゲの台頭とともにやめた。ネトゲがプレイヤーに提供する楽しみに匹敵する楽しみを提供できないと感じたためである。正確には、楽しむためのコストが高すぎるため、相対的にTRPGによる楽しみには減算が伴うと感じたためである。

TRPGをやらなくなってからしばし、いつからだろうか、D&D的な成分を求めるようになったのは。『エバークエスト』を始めた頃は無自覚だった。2アカで遊ぶほどにはまり、自ら冷めさせ、手を引くようにやめたゲームだったが、その頃はただ、D&D世界を思わせるゲームをただ楽しんでいたように思う。
やめた後、MMOはやばいという認識を強めてしばし手出しを控えたが、なんとも抑えがたく手を出してしまったWoWによって、『エバークエスト』がいかにTSR色を濃く残した作品であったかを知り、WoWで仲良くなったプレイヤーとWoWの元ネタっぽいことを語るにつけ、いかにTRPGをやりたがっているかを知った。

TRPGで最後に覚えたルールは『ブレイド・オブ・アルカナ』で、一度か二度セッションをやり、以後プレイヤーもやっていない。転居のたびにコンベンションに参加し、私的サークルな集いに継続して参加してもいたが、この頃はもう、ノリの合うメンバーを見出すことの難しさを感じていた。
コストが高い。かつて仲間内で行っていた遠征セッション(来てもらったり、行ったり)でさえコストが高いと感じていた。新たな同志を見出すことはそれを上回ると感じたことになる。

TRPGはやりたいのだが、それを目指したときに発生する雑多なことごとが二の足を踏ませる。そんなカンジ。

ときどき高まるにせよ、低い値を維持し続けた欲圧だが、本書から刺激を得て、久々に閾値を超えた観がある。
地元のコンベンションに足を運んでみるかな。

最初のRPGを作った男ゲイリー・ガイギャックス〜想像力の帝国〜
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