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2015年3月12日 (木)

読物 『鹿の王』

このところは読書もおざなりになって、一気に読了ということは少なく、だらだらと読んでいるカンジなのだが、本書はほぼ一気に読み終えてしまった。

それほどの読物であるのに、微妙なナニカがあって、全力で楽しめない。原因は不明だ。
お話そのものを全面肯定するわけではないが、物語そのものが原因とは感じない。ただし、本作品には、物語よりもその仕掛けに重きをおいたきらいはある。
では、文体なのか。そうでもないと思う。
物語の仕立てが、個人的に苦手なジャンルに相当するからというわけでもないようだ。そのことに気付かされたのは終盤にさしかかってからのことであり、微妙なナニカには序章のあたりからカンジ続けていた。
このナニカは『獣の奏者』にも感じたことで、それが好きな作家とも呼べる方の新作に対する冷静な態度に結びついているように思える。

この物語を読み進めるうちに思ったことの一つに、着想のネタとして『銃・病原菌・鉄』が含まれているのではないかということがある。本書のあとがきによると『破壊する創造者』という本に触発されたとあり、いたく興味を惹かれた。

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