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2014年5月27日 (火)

読物 『疫病と世界史』

Amazon「閲覧履歴からのおすすめ」由来。
『銃・病原菌・鉄』がものすごく面白かったので、似たようなキーワードに惹かれたのだろう。

疫病に対する組織的抵抗力を人類が身につけたのは、軍事に依るところが小さくないということ。
種痘はそもそも民間療法としてイスラム圏に存在していたこと。天然痘に罹患したイギリス貴婦人を経由して英国王朝に伝播したこと。
医学が未発達であった頃は、疫病の種類をしかと区別することはできなかった。現在、人類を脅かしている疫病も人類が潜在的に持ち続けていたものであり、新種ではないかもしれないということ。
歴史学は疫病を大いに考慮すべきであろうこと。
そんなことを教えてくれた。

疫病というものについて、『銃・病原菌・鉄』が人類主体とするならば、本書は人類を地球の構成要素として扱っている。『銃・病原菌・鉄』が読物として非常に秀逸であるのに対し、本書はどちらかというと学術的であり、いささか恣意的な表現が鼻につく。そのような表現は好きではないからだろう、読了までに数冊を挟み一ヶ月以上もかかってしまったのは。


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