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2014年2月21日 (金)

漫画 『エクセルサーガ』

ここ二年ほど読書量が減った。読書には漫画も含む。間違いなくWoWが原因だが、年が明けた頃から無性に漫画が読みたくなり、減りに減ってしまった蔵書を漁り、むさぼっていた。
『ブラックジャック』やら『ORION』やらを耽溺したものの、飢えというか乾きというか、そんなカンジのものはおさまらず余計に増し、読み始めたら通読してしまう禁断の『超人ロック』に手を付けてもなおおさまらない。『超人ロック』といえば、かつてはどちらかといえば嫌った『ソード・オブ・ネメシス』が好ましく思えたことが自分でも意外だった。

そんなカンジが続くなか、ふと、動向が気になる作家が幾人か思い浮かんできて、新田真子についてぐぐっては絶望したりしているうちに、六道神士の名も浮かび上がってきた。『エクセルサーガ』で知ったこの作家、同作品を知るきっかけは社会人になって初めて所属した組織の後輩的人物からで、ヲタクオーラ全開で面白いと評されたわけだが、当時は興味を覚えるより引くしかなかった。

その組織を辞してしばらくしてからだと思う。『エクセルサーガ』を読んだのは。
面白かった。すでに10巻くらいは刊行されていたと思うが、絵がどんどん上手くなっていくのに目を見張った。
中だるみを覚えながらも楽しく読んでいたのだが、エクセルが記憶を失ったあたりで猛烈な失速感を覚え、「完結してから読もう」リスト入りした。
ややあって完結したことを知ったが覚えてしまった失速感が拭い得ず、なんとなく放置を続けていたわけだが、今回の飢えがちょうどよい刺激となって読了に至ったことになる。

作家の照れが完結を遅らせた作品。

そんな印象を残しつつ。
作品よりも作家のセンスを愛する故に、悪い読後感ではない。

そして、あわせて手に入れた『デスレス』と『紅殻のパンドラ』。
前者は伝奇っぽいナニカ。伝奇は最近に不足している栄養素であり、続きが大変気になる。
後者は原案・士郎正宗というシロモノで、どういう経緯でこうなったという興味から読むに至った。原案者が描いていたならば『ORION』テイストになったかもしれないと思うと惜しい(『ORION』みたいなの、また描いてくれないかなあ)気もする。頓挫したアニメ企画を流用したとのことだが、アニメでいうなら1~2話分に一巻を費やしてなお終わらないあたりに不安を覚えないでもないが、続きはきっと読むだろう。

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