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2012年4月30日 (月)

読物 『男の子を伸ばす母親は、ここが違う!』

数人の子どもたちと接する事情があり、接し方には常に注意を払っている。
武術を学ぶ場でもあり、集団行動を基とすると、どうにも全員に対して同等にということが難しい。悪目立ちする子はいるもので、注意する場面で特定の少数に集中しがちとなってしまう。

そんなことが念頭にあり続けるなか、ネットを徘徊していたときにふと目に止まった。
母親じゃないが、一期一会、図書館に蔵書があるとわかったので読んでみることにする。

子どもたちを見ていると、家庭環境がすべてのベースになっていることを痛感させられる。
週二回、二時間程度で強い影響力を発揮することは難しい。その他の時間に身に触れたものの方が圧倒的に影響力がある。家族そろって道場に来ていたご家庭もあったが、父親が斜にかまえた態度を崩さずにいたためか、当初はまっすぐだった子どもの方もいつしか斜にかまえるようになってしまった実例を経験してもいる。

この春も、それがほんとうの動機かどうかわからないが学力低下を理由に道場を去った小学生がいる。塾に通わせるためにやめるのだという。道場も然り、塾も然り、お金で解決しようとしているうちは、ほんとうに大切なことと向き合っていないんじゃないだろうかと思う。

この本は、そんなことを謳っている。本のタイトルから自明だが、対集団向けではなく、対個人向けだ。前述のような個人的問題の参考資料にはなりえなかった。
概ね実感と一致する内容だが、「女の子はしっかりしている」ことをやたらと強調するところは全面的には賛同しかねる。たしかに「しっかりしてる」が、昨今、女性は基本的にパパを求める性なんだなあと思わされることしきりなのである。母親向けの本だからだろうか。著作に『女の子を伸ばす母親は、ここが違う!』『男の子を伸ばす父親は、ここが違う!』のバリエーションがあるようなので、きっとそうなのだろう。

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コメント

10歳女児を持つ身としては、「男子ってほんまアホやわ~」といういう娘の言葉を聞き、まあ、かしこい小学生男子なんて見たことないよなぁと納得しつつ。
しかしジャガリコをむさぼりながらマンガとDSに没頭する毎日なお前もたいがいアホやぞと思う者であります。

男はいつまでもアホかもしれませんな。スズちゃんわかってますねえ。

そういえば、小六女子がこの前、意味がわかってるのかわかってないのか「親父ギャグ好き? 下ネタ好き?」とか聞いてきよりました。
公衆の面前で言うたりしてないか心配です。

ウチには高校生男子がいますが、小さいときにこういう本を読んでそのとおりに育てていれば今とは違う息子になっていたのか、と考えてしまいました。 「伸ばす」って、何をどう?

子供にとって、家と学校以外での大人とのふれあいは閉塞的な今の社会では結構重要なのではないかなと思います。
「よそのお子さん」たちの相手はいろいろ大変だと思いますが、がんばってください。

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