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2012年1月

2012年1月30日 (月)

Skyrim of Breus その10

現在までに遭遇した目立った不具合について。

・ウィンドヘルムの家が買えない
 ウィンドヘルム発のクエスト「氷上の血」を達成していないと、家を購入できる条件(従士になるための会話が発生する)を満たしても、売れる状態ではないといわれてしまう。
 闇の一党クエストを進めてしまうとリカバリ不能で、現状、購入する術はない模様。(参考
 ストームクロークに参加し、闇の一党に参加していない場合、ウィンドヘルムの家が買える、ということか。

・ラルドサール市場のギア
 ギアが歯止めされている。都合四カ所歯止めを外すとボタンが有効になり、先へ進めるようになるらしい。
 クエストで訪れることになるが、その前に歯止めを外した場合、ボタンが有効にならない。
 Respawnで歯止めも復帰するが、ギアから離れた場所に復帰される。見た目には歯止めがかかっていないがギアは回っていない。リカバリ不能ぽい。
 PC版の場合、tclコマンドで奥に進むことで、ダンジョンクリアのフラグを立てることができる。(参考

 先に進むとブラックリーチへ出る。この扉から出た先にはクリムゾン・ニルンルートがわりとわかりやすく配置されており、六つ程度収集できる。


さて、全スキル100となり、レベル81になった。重装片手武器弓術破壊にやや長けた、練金付呪鍛冶師である。
レベルキャップ解除は日本語版のバージョンアップ待ち。
というわけで、いったんBreusの書は閉じることにする。
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読物 『炎路を行く者』

『守り人』シリーズ外伝。
ゆうびんじこぱーと2のブツとはコレ。

紫堂恭子の作品はほとんど読んでおり、だいたい所有しているが、『辺境警備』『グラン・ローヴァ物語』は別格で、原点にして頂点だという個人的印象はともかく、『守り人』シリーズはそれに類する。どこか投げっぱなしジャーマンな印象を拭い得ない『奏者』シリーズで下がったテンションがもりもり上がってゆく。


書籍の体裁には、ヒトコト申しあげたいことがあるとしてもネ。

2012年1月27日 (金)

ゆうびんじこ ぱーと2

これで二度目、前回は去年の今頃だった。
気づいていないだけで、ひょっとしたら三度目かもしれない。発覚している二件はどちらもAmazon発注品で、いずれもメール便、いずれもポストに入りきらないサイズである。二度とも内容は書籍だが、サイズ的にまさかメール便で送られてくるとは思わないものだった。
前回はAmazonのアカウントサービスで、今回は配送会社のWeb追跡サービスで事態に気付いた。

郵便事故が我が身に降りかかる前からなるべくメール便にならないよう注文している。メール便発送を避けている理由は、外装が折りたたまれて強引にポストにねじ込まれることが耐え難かったからだが、昨今の流通事情はメール便の利用が避けられないようなので、内容品に瑕疵があったら交換してもらおうというふうに諦めもついた。集合ポストへの投函に強引さを要する場合には、ドアの前のポストを試してみていただけないものかと願いながら。
さておき発注時に気を使っても、Amazonの都合で個別にメール便発送されてしまう場合がある。前回の事故対応時、「メール便発送にならないように故意にまとめて注文しているのに、Amazonの都合で個別発送になり、事故につながったと解釈しています」と感想を述べたのだが、その後、発送のオプションが追加されたところを見ると似たような事故が少なからず発生していたのだろう。前回は、まとめて発注したものが個別発送されて、うちムックサイズの書籍がメール便となり、ポストからはみ出る形の投函(配送会社の証言)となって盗難にあった。

今回は単品の注文だが、ハードカバーサイズの書籍なので、メール便はなかろうと思いこんでいた。書籍単体の大きさでポストの口ぎりぎりのはずだし、コミックスや小説と違って、外装を折りたたんで強引にポストにねじ込むわけにはいくまいと考えたのだ。

だが、日本郵便はそれをやったらしい。電話で問い合わせたところ、窓口担当と二度「確かに投函した」「ポストに入ってない」の押し問答、配送担当と同様の押し問答、その上司らしき人物と同様の押し問答二度、都合五度、同じやりとりを強いられた上で、六度目の電話で、配送担当者がポストからはみ出る形で押し込んだこという証言を得た。
一般的にポストに投函するまでが配送会社の責任という主張だが、投函したと主張するなら証拠を見せろといいたい。ポストにモノが入っていないという事実には無数の原因が考えられるが、投函したという証言は配達係自身によるもののみであり、受け取っていないという受取側の証言が疑わしいというのなら、配達係の証言も同程度に疑わしいというのが客観的なものの見方というものであろう。配達員による意図的な隠匿が皆無でないことが明らかになった当世の事情からすれば、配送会社の一方的な主張は説得力に欠ける。ならば、モノが届いてない場合、どのような対応が考えられるのか提案するのが配送会社の責任ではなかろうか。

前回は佐川で、二度くらいの電話でAmazonから再発送されるという段取りに落ち着いた。さすがwトラブル対応に慣れているということか。
日本郵便には、後ろ向きで保身的な対応に苛立たせられた。「確かに投函した」といいながら、「大家さんが預かってないかどうか確認」しろといい、「周りに落ちていないかどうか確認」しろという。ポストの中に入れたのならそういうことにはならないでしょうx5の挙げ句、ポストからはみ出して投函していたことを証言したわけである。

今回のことはAmazonから再発送ということで落ち着き、実質的被害は、一度目の電話料金と、発売日に手に入らなかったということと、メール便への更なる不審、となる。

2012年1月24日 (火)

漫画 『超人ロック 嗤う男』

なんか落ちてないような。

キングコミック時代は出遅れるケースが主流だったが、昨今は未然に防ぐというケースが主流のようである。
ロックがふーっふーっしちゃう強敵との戦いはしばらく途絶えているような気がする。
アウトロー気味な立ち位置もしばらくないような気がする。

軍医資格とか弁護士資格とか取得しちゃう勤勉なロックさんですが、非超能力系の超人になりつつあるような。

2012年1月23日 (月)

Skyrim of Breus その9

闇の一党クエスト完了。
んで、シャドウメアげっと。
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前作よりも実行にためらいを覚えさせるのは個人的な心情の変化か、ゲームデザインのなせる業か。
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とりあえずシセロは漢だった。
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ドラゴンプリーストのマスク。
この流れや「友からの手紙」の流れでクエストがあると思っていたのだが、今のところめぐりあっていない。DLCなのか。
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なんとなくやることがなくなったげな気がしたので、内戦クエストをやってみることにした。「終わりなき季節」がバグったせいで、そんな気がなかったストームクローク側に加担することになり、テンションは低い。

「ホワイトランの戦い」
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「ソリチュードの戦い」
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前作と同様、ウォーマシーンはしょぼい。CTDが頻発する。戦闘中だろうがなんだろうが随所でセーブしてしのいだ。
どうでもいいことなのだが、「尖った王冠」における石拳のガルマルのふるまいによって、彼はコボルイッツ家の係累だと個人的に思うことにした。どうも死んだフリができるらしい。

内戦クエストも終わってみれば小粒なカンジであった。
数百時間は遊んでいるので、小粒と感じるだけで、時間はかかっているのだろう。

2012年1月22日 (日)

読物 『ムレムの書』

「さ、どんなものか。ここに住んで、私は二つのことを学んだ。一つは、時の過ぎかたは速すぎるか遅すぎるかの二つに一つだということ。こっちに都合のいい速さでは絶対に過ぎてくれない。時は王よりも厳しくわれわれの人生を支配するのだ。そして、もう一つ。なにも当てにするな、ということを学んだ。なにも、誰も当てにするな。当てにできるのは自分だけだ」
第五巻 P.50

 セヴェラックは言葉をきって、カジェットの顔を探るように見つめたが、ピンクの化粧ガウンを思わせる表情はなかった。

第七巻 P.143

原題"GUADIANS OF THE THREE"。
第一部"LORD OF CRAGSCLAW"(訳書二分冊)、第二部"KEEPER OF THE CITY"(一冊)、第三部"WIZARD OF TIZARE"(二分冊)、第四部"DEFENDERS OF AR"(二分冊)、邦訳七冊のシリーズ作品。

主にファンタジー作品を読み漁っていた二十年前、本シリーズにはファンタジーらしからぬ作品であるという印象を得た。ネコ型人類、トカゲ型人類、『ダーコーヴァ』や『パーンの竜騎士』めいたサイキック風味な魔法、という外見的な飾りつけは、飾りつけにしか過ぎないと未熟なりに直感したのであろう。
SFだとかファンタジーだとかいうけれども、ガジェットがそうであるだけで、物語そのものが斬新であることは滅多にない。本シリーズは、ネコ型人類の皮をかぶった、軍事、陰謀、諜報のドラマだが、未熟だった初読の当時はかなり斬新だったに違いない。

どうにも捨てられない本というものはあるものだ。

2012年1月20日 (金)

読物 『鬼物語』

終わりの40頁ほどをまず書き、一冊の分量を駄文で埋めた。
もともとそれほど好きな作家ではないがアニメから入ったせいか読めてしまい、まったく好みでない文章なのだが時折切れ味を感じさせる文章に出会うこともある。こんなカンジでつきあってきたが、それくらいの差は読みとれる。
短編でまとめたらいい話だったのに、残念極まりない。

『傾物語』と『鬼物語』の内容とタイトルがそれぞれ逆転している理由は想像もできない。
『囮物語』の結末が『恋物語』でカタつくことを願おう。

2012年1月19日 (木)

Skyrim of Breus その8

楽しみにしていた電撃のPerk、でぃすいんてぐれーとはドラゴンも灰にする。
豪快な分解を期待していたのに地味でがっかりしていたが、なんでも灰になる。電撃を付呪した武器で倒した時も灰になる。
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灰の中にも骨や鱗は残り、ドラゴンソウルも獲得できる。

放浪中、ドラウグルの一団と戦闘していた二匹のドラゴンを発見した。
メインクエスト後なので、ドラゴンはもう敵対勢力じゃないよなと加勢したら、ドラウグル殲滅後、フロスト・ドラゴン、エンシェント・ドラゴン二体ともに襲いかかってきた。
フロスト・ドラゴンのドラゴンソウルを獲得しつつ、エンシェント・ドラゴンとの連戦。
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重装+両手棍でのフィニッシュブロー。重装+両手棍では、ドラゴンに取りつかず、正面から頭部にトドメを打ちおろすフィニッシュブローも確認している。
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残件というカンジになってしまった盗賊ギルドの復興クエストに飽きてきたのでMOD導入を検討し始めた。
UI系のMODを導入してみたが、バージョンアップしたSkyrimでは正常動作しないよとの警告の通り、きちんと動作せず導入を断念した。
紳士系MOD(閲覧にはnexusのアカウントが必要)は期待どおりに機能しているが、ゾーン後に重くなる現象が発生し始めた。復旧不可で、Skyrimのリブート要となることがある。

2012年1月16日 (月)

Skyrim of Breus その7

クエスト『終わりなき季節』にて不具合発生。既知の不具合情報とは逆のパターンとなる印象だが、これをヒントに解消を試みた。

以下、現象・状況および対処法。

現象:
・『終わりなき季節』開始後、テュリウス将軍と会話すると、「帝国軍参加への誓いをするか」状態になっていて、「『終わりなき季節』で会議参加を要請」する会話が成立しない。

状況:
・帝国軍に参加する手前(「誓い」を立てるかどうかで判断保留)の状態。

対処法:
・帝国軍への参加は保留にしたまま、ストームクロークに参加する。(「誓い」を立てる)
 ※この状態で帝国軍に参加すると内戦クエストに移行してしまうような気がするが、未確認。

これによって、休戦協定会議開催にこぎつけることができた。
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さて、まったりと進めていたメインクエストだが、Oblivionとは逆に、メインクエストを放置しているとメンドウっぽいので、終わらせてしまうことにする。

クエスト『戦死者』。
クエストタイトルがイミフメ。誰も死なないし。原題は"The Fallen"、『墜ちし者』か? 力によって臣従を強制されていた敵軍将校を捕え、匹敵する力を示すことによってその力が絶対ではないことを悟らせ、翻意を決意させた、の意であろう。
パランサス大司教の塔またはSontalakを思い出させる。
ちょっとほっとくと、王宮魔術師がなんかしだして、ドラゴンがおもしろい反応をみせる。
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クエスト『ドラゴンスレイヤー』。
戦闘中、ビジュアル的にメテオが降ってくるのはダルク・ファクト以来か。
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使途アルドゥイン死亡時にアルドゥインをフォーカスしていると、アルドゥインのインベントリが開けるかのようなメッセージが表示される。Oblivionでは微妙なタイミングでアイテムを獲得できるナニカがあったような気がしたのでやり直して試してみたが、インベントリを開くことはできなかった。
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「世界のノド」にて、全ての終焉後。
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小粒な印象が否めないメインクエストだったが、北欧神話のラグナレク、ドラゴンの舞、ファンタジー好きならピンと来るであろう絵が実に好ましい。闇の一党や盗賊ギルドのように、強制イベント(拉致られたり麻痺られたり)が発動しないのも好ましい。
クエストの途中でパーサーナックスに殴りかかったところ、HPが0になっても死ななかったので倒せないと思っていたのだが、クエスト次第ではぬっころすことができるっぽい。
クエスト中はパーサーナックスいいドヴァー、BLADES狂信スギ、と思わせる演出だったが、エピローグではパーサーナックスが老獪さを見せた印象がある。次回はちなそう。

さて、初回は帝国軍に参加するつもりが図らずもストームクロークに参加することになってしまったので、停止していた闇の一党のクエストを進める理由ができたことになる。ソリチュードのお隣さん暗殺とは、因果なものだ。

2012年1月15日 (日)

駄文 『ヒトを観抜く 武術の読み』

著者は研究家を称している。
研究家の文章ならば、研究発表であろう。少なくともタイトルからはそのような印象を得る。エッセイでなどあろうはずがない。そのような前提において、本書は典型的な資源の無駄遣いである。

研究発表ならば、一種の論文であろう。文章の専門家ではないかもしれないから、この際、文章の巧拙、表現の方法については二の次としてもよい。
しかし、論文であるからには、矛盾、ダブルスタンダードは許されない。本書においてこれらはいずれも、「オレはいいけど、オマエラはダメな」という風に収束する。たとえば先人が武術の奥義を秘伝とし隠したことを非難した後に、「そういうものを迂闊に公開するのは危険だからオレは慎重な態度でいるのです」という。先人が同様に考えたかもしれないとは一顧だにしていない。

以上のような理由から、論文の一種として本書を読んだ場合、冒頭において本書は破綻している。そのような文章を信じる性癖はない。よって主張については一切考察の余地をもたないが、雑学として、蘊蓄を楽しめなくもない。武術研究家などと称せず武術オタクと称して、技術書ではなく雑学書として発刊されていれば、読み手たる我が身の態度も違ったことであろう。

出版社がどういうつもりでこの本を出版したのか不明だが、なんらかの意思表明が必要と強く感じられる。どんなにひどい本を掴まされたとしても、メンコにしたり、破きたくなる程度で落ち着くのだが、このようなことを思わせる本に出くわしたのは初めてのことで、はっきりいえば焚書にすべきである。
薦めてくださった方には申し訳ないが、この本のどこがよくて推したのか、問い詰めざるを得ない。

ここ数年、軍隊が求める人材についてのアレを、何冊かの本で異口同音に目にしてきた。それらのいずれかからゼークトの組織論として紹介されたような覚えがある。
本書の著者は、無能な働き者に属すると思われる。

2012年1月13日 (金)

Skyrim of Breus その6

メインクエストを滞らせたまましばし。ウィンターホールド大学はドラゴンの定番遭遇地点となってしまった。倒したドラゴンが骨化しない不具合も5回に1回くらい発生して、その挙げ句、こんなことになったりする。
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タムリエルのドラゴンはいわゆるワイバーンで、エインチェント中のエインチェントドラゴンもしかり。
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ゲーム中のドラゴンといえば、ウィザードリーのガスドラゴン、DQ2のダースドラゴン、EQのSleeperなどが印象に深いが、本作品の野良ドラゴンは特に遭遇がいかにもランダムエンカウントしていて一味違う。
咆吼を耳にして索敵開始、敵を発見できないままにブレスを浴びせかけられたりする。逆にケツから不意打ちをしかけたりすることもできる。ドラッケンのように虚空へ拉致されたりすることはない。
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対ドラゴンフィニッシュムーブ、片手剣バージョン。片手鈍器と同じっぽい。
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盗賊ギルドクエストをクリア、Nocturnalと邂逅を果たす。
このローブはMOD化されたそうな。
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なんとなく、外道の書な。
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ドラウグル・デス・ロード。まごうことなきデスナイトの系譜。
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両手武器のスキル上げを始めたが、両手武器のメリットが全く感じられない。Perkを獲得すれば並んだ敵を薙ぎ払うようになれるらしいが、片手武器よりも与ダメージが低いのにそんなカッコいいことされてもなカンジ。重装スキルとともに捨てスキルとされてるようなのだが、重装ってそんなにアカンのだろうか。個人的には軽装のほうがアカンように感じているのだが・・・

破壊魔法を電撃で極めるとディスインテグレートになるというので、魔法スキルをのばすことにした。敵のレベルが高すぎるのか、与ダメージが少なく、しんどい。シールドを構え、バッシュを織り交ぜながら、剣士スタイルよりも白兵戦スタイルなカンジになってる。

現在レベル71、D&Dなら神への階段を二歩登り切る手前だが、TESでは油断すると死ねる。


2012年1月11日 (水)

読物 『DRAGONBUSTER02』

昨年末のこと。
まずは刊行されるという事実を疑った。Amazonにもなかなか載らなかった。
販路に乗ったらしいことを確認して、ようやく信じられるかもしれないと思えるようになった。
Amazonに注文、予定より早く出荷できるというメールを受信して、どうやら間違いないらしいと感じられた。
『DRAGONBUSTER01』の刊行はおよそ二年半前。二度くらいは読んだがあんまり覚えていないので復習した。
おもしろい。

ゆうメールの追跡サービスを何度も確かめてkoneeekoneeeいっていた。
帰宅して郵便受けを確認、届いている。中身も間違いない。ここに至って陰謀ではなかったこと、妄想でもなかったこと、現実であることを認識する気になった。

読み始めた。

『01』のあとがきに記されていた予告――『02』で終わり――を信じていたので安心して読んでいた。今思えば、我が身にはまだこんな無邪気さが残っていたのかという驚きを禁じ得ない。
その頃は、キマイラ化した巫炎と対峙した宇名月典善がへひぃしながらも退かなかった様を脳裏に蘇らせながらニヤニヤしたりとか、一気に読めてしまう内容だが読み終えてしまうのがもったいないから敢えて翌日に読み残したりとか、していた。
どこかで修業していたのかなとか、武術の心得や興味がない人には不親切な文章だなとか思いながら、変わらぬ疾走感と心地よい情報密度を堪能していた。

読み終えた。


終わってneeeee!

あとがきに「デストロイ」の語はなかったが、「龍の日」とある。
秋山瑞人と対したとき、日とか季節だとかいうキーワードは、なんだか不吉なカンジがする。

また二年半、待つことになるのだろうか。

2012年1月 8日 (日)

読物 "ROSE OF PROPHET"

「――スルの真実はクアル神のなかに見える」神官[イマーム]がいっている。「唯一の真の神を崇拝することでひとつに結ばれた世界。精霊たちの奇行や干渉から解放された世界。さまざまな相違が一様に均され、すべての民が同じ思想、同じ信仰をもつ世界――」
 みんながクアル神と同じように考え、信じる世界か、とカールダンは胸の奥でつけくわえた。
「戦う原因が消滅したため、戦は過去のものとなり、平和がおこなわれる世界。人間が互いに思いやり、飢える者などいない世界」
 つまり、奴隷を有効に使うために彼らを大切にし、飢えさせるなどまかりならぬということだ。たとえ金の鎖でも鎖は鎖、どんなに肌によく映えてもである。
第六巻 P.230

読み返す前に記憶に残っていたのは、アクラン神のジン、ソンドの名だけだった。
読み返してみれば記憶は蘇り、固有名詞にはたしかに覚えがあると感じられるものの、物語はまるで記憶にない。
初読から、十七年ぶりくらいになる。

邦題『熱砂の大陸』。
どれだけこの物語に触発されたか、即興セッションにとはいえ、自キャラに既製キャラの名前をつけたことからも明かである。普段はそんなことはしない。もちろん、いてこましたろーか、とか、そんな名前をつけたりもしない。栗本薫――好きな作家ではなくなってしまったが――から受けた薫陶がおそらく、命名に対する義務感を生じさせているのであろう。

とはいえ、物語そのものはそれほど好きではない。『ダーク・ソード』と同じ印象を抱かされている。共通する一種のgdgd感は、アンチ・ヒロイックファンタジー的風潮の副産物なのかもしれない。ヒロイックの象徴とされる蛮人コナンとてご都合ヒロイックでもなければ脳筋でもないのだが、おそらくはその亜流がそうであったのだろう。
触発されたのは、物語の世界構造だ。二十面体と十二面体が世界を象徴するというメタな隠喩あるいは創作側のお遊びはさておき、"The Planes of Power"にも間違いなく影響を与えたであろうTSR的神話観がこれほどよく表現された作品を他に知らない(訳書が限られてるからネ)。
大学時代に発症していた厨二病は間違いなくこのあたりから感染している。

さて、モノゴトには歴史があるが、日本におけるTRPGの発展にも歴史がある。
そうしようという恣意からなされたものでなく、そうなってしまうのが歴史というもので、いたしかたのないことではあるが、いくつかどうにも受け入れがたいことがあって、その一つにセンスのかけらもない命名というものがある。

代表例をあげれば、「魔法戦士」。正確には「魔法使い戦士」ないしは「戦士魔法使い」であり、魔術も武術もこなすキャラクターを表現するために用いられる。なにをどう略したのか、どのようなことを示しているのか察することは容易だが、個人的にはこの語を飲み下すことは容易ではない。的確でない省略にはどうも著しい不快感を覚えてしまう。
この物語で何故この例が問題になるかというと、「魔法女」という訳が使用されているからである。原文では"Sorcerer"または"Sorcereress"と表記されていたのであろう。魔女という語を敢えて使用しなかった理由は行間から察せられる――物語に登場する、とても大物な女性の魔法使いをただひとり特別に「魔女」と表記したかったためであろう――が、いかにもSNE的なニオイを発するこの造語は、目にするたびに拒否反応を生じさせられる。
女魔法使いと書くのがいやならソーサラーと書いときゃいいだろ。女しか魔法を使えない部族なら、魔法使いと書いておけば自動的に「女だな」とわかるし、どうしようもない造語を使う理由がカケラも――カケラくらいは見つかる。邦題『熱砂の大陸』は、当時富士見書房の人気シリーズだった某作品を意識したとしか思えない。つまり、あやかった、ということだ――見つからない。

命名の問題つながりでいうと、タイトルというものはかなり重要である。
センスのある邦題が希であるというのは映画由来だろうか。たいていの映画がそうであるように、書籍のタイトルにも重要なメッセージが込められている。キャッチ―な命名はそれを踏みにじっている。
どんな権威がそれを成しているのかわからないが、単なる慣習ならただちにやめていただきたいものである。

2012年1月 6日 (金)

棚卸し

2011年の読書冊数195。
届くかなと思ったが届かなかった。

うちわけ。
ライトノベル:63
FT:36
SF:26
超伝奇:18
その他:52
上位ジャンルの区別はあってなきがごとし。およそ70%がソレ系ということになる。今回は再読もカウントにいれたので、いまやなつかしのジャンルとなった『ジュブナイル』もこのなかに含めている。

今年は年頭からSkyrimで、捗らないことは確実といえよう。

2012年1月 4日 (水)

ヤクドシ

なんて、これっぽっちも気にしていなかった。

本日正午頃、事故った。
こんなカンジにコケた。
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事故発生直後、相手ドライバーに対し、全面的にこちらの否であると告げた。見た感じ巻き込まれた形であり、実際そんな感じだが、ウィンカーなしだったとはいえ、相手の四輪車に突っ込んだ印象が当方にはある。
その後もその意思には変わりはなかったが、警察的には四輪車側が悪いと見なしている模様。

当方の単車はメーターのケースが破損、右のエンジンカバーの一部が破損してエンジンオイルがだだもれ状態。
その他外傷は見受けられないが、警察、単車屋共に、自走は止めといた方がいいという。
相手方の四輪車は左ドアが開閉に難あり、左の前輪が歪んでいるが自走可能とのこと。

事故直後はそれほど痛くなかったので現場検証と保険代行屋の立会に付き合っていたのだが、だんだんと痛みが増してきて辛くなる。呼吸をするたびに胸が痛い。
単車はバイク屋に引き取りに来てもらい、保険代行屋の車で送ってもらった。

医者の診断によると肋骨骨折だという。
人生初骨折。

ヤクドシについて考えたことはなかったのだが、今年一年大人しくしとけ大型二輪なんか間違っても買うんじゃねえぞ?という宇宙開闢以来の決定事項なのか、そろそろだから大型二輪買っとけという大宇宙の意思表示なのか、ふっきれたはずの悩みが別の形で現出したような具合である。

2012年1月 1日 (日)

コトハジメ

謹賀新年。

2012年の新春は、バイクの整備で始まった。

事は年末に発する。
師走の第四週に単車が動作不良となり、この時期またいつものアレかと車両回収でバッテリーチャージを依頼した。計約いちまんえん也。あわせて調査も行ったとのことで、報告によれば、プラグがアレっぽいがまだ大丈夫であろうという。当方は11月初頭に車検を済ませたばかりで、急ぐ事情もあり口調は渋めだったため、それを汲んでパーツ交換はナシという報告になったのであろうが、タンクを外すんだったらプラグ交換をすすめろという気がしないでもない。
その後二日間走り、三日目にエンジンがかからなくなった。セルは回るが点火してない気味。出勤前のことで、焦って回し続けたらバッテリー電圧低調な症状を呈し始めた。

再度いちまんえんは痛い。調べてみたら手ごろな価格のものが見つかったため、家庭用コンセントから電源を取れるバッテリーチャージャーを購入することにした。約よんせんえん。
そもそもバッテリーを外して持参すれば当初費用は節約できたのだが、かつて着脱に難儀した記憶があり、自分では二度とやりたくなかった。
そのことをいやというほど思い出させられながらバッテリーを外し、充電を試みる。バッテリーもへたり気味だがまだいけるという報告のとおり、充電はきちんとできた。
辟易しながら着装、セルは回るがエンジンはかからない。

プラグなのか?
だとすると、いちまんごせんえんくらいになる。
また、年の瀬も押し迫ったこの時期、作業を依頼しても完了は年明けになるかもしれない。
どうすべきか。
ちなみに「どうすべきか」の成分は、メンドイが90%である。

この間、通勤はチャリないしバスだった。
行きはずっと登り道なので、数キロとはいえ息も切れ汗だくになる。着替えを持参し通勤する、えらい難儀な状況であった。駅行きのバス停は徒歩1分だが、職場行きのバス停は登り道で1.5kmくらいあり、便利ではない。

休暇中になんとかするのが吉と、プラグを自力で換装することにした。約ななせんえん。
プラグの交換は、二代目のRZ以来のことであるが、作業自体はそれほど難しいことではない。ただし、CB400SFは、タンクを外さないとプラグ交換ができない。とても面倒である。
非常にいい子なバイクだが、メンテナンス性能は非常に悪い。セキュリティ対策かもしれないが、あるいは政治的なことかもしれない。バイク屋はタンク着脱を工賃に入れるのだ。

こうして迎えた年明け。アマゾンの発送状況を確認したら、元旦に届いちゃうカンジ?
バッテリーを再度充電して、プラグを待つ。ほどなくプラグが届いた。
ブツブツいいながらタンクを外す。バッテリーを外すよりは楽だった。調子が悪くなる前に満タンにしていたのでちょっと重かった。こういうところ、宇宙開闢以来やむことなく続いているあらゆる粒子の運動に思いを馳せるを禁じ得ない。

プラグはよっつ。外側の二個はカンタンだが、左の内側が難所。右の内側は左の内側よりは楽だが、やっぱりちょっとやりにくい。ぶっといパイプが作業領域に干渉しているためである。
それほど時間を要せず換装終了。タンクを元に戻す作業がまたアレで、ドレンチューブとやらを接続する作業がコツを要する具合。タンクをかぶせて、ペンチなどで押し込むようにする必要がある。

バッテリーの充電完了、まあもう慣れたもんで・・・プラス端子を先につけてしまい、マイナス端子で火花が散る。
やり直し。

さて。

好調にエンジン始動。問題なく回っている。
達成してみれば充実感もあるが、ヤレヤレな正月だった。

合計にまんえん。古い車両はちょぼちょぼと出費が重なっていく。
もう何年も前から買い換えたかったのだが、諸般の事情で叶わなかった。
もう、迷わない。

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