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2011年10月11日 (火)

読物 『闇市水滸伝』

疵―花形敬とその時代』より。

戦後の出来事であるらしいが、闇市のことはほとんど語られていない。
日本に強制連行されてきた中国人が、荒れ狂う暴力の中、いかに紳士的に革命運動を行っていったかを記しているようなのだが、ラリってんじゃねえの?という文章が読解を困難にしている。

いつものように内容を云々する素養はもちあわせていないのだが、一点だけ、明らかな誤りを見いだした。
著者は門外なのだろう。文中、少林寺拳法を身につけたという実在の人物が登場するが、敗戦直後、少林寺拳法を習得している中国人は間違いなくいなかった。まだ創始されていなかったのだから。
1973年当時、一文筆家に知られる程度の知名度はあったということと、少林という名称はレフティにはピンと来る単語だったということだろうか。

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