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2011年6月19日 (日)

読物 『ミストクローク』

アルミニウムは電気精錬を行う必要がある。
それを知ったのは高校時代、化学に強い男が主宰するTRPGにおいてであった。
「非常に軽量の武具を発見した」
ファンタジー漬の脳はそれをミスリルと解釈したが、マスターはそうではないことを指摘したくてうずうずしていたのだろう。問い詰めるまでもなく、アルミニウム製だと自白した。これを実現したのはおそらく魔術だろうが、この国の文化には、そういうものを見いだせるバックボーンがあるようだ云々。
剣だか防具だか忘れたが、アルミニウム製品が近接戦闘用兵器として十分な耐久力を持ちえるのか疑問に思ったものだが、口にはしなかった。

さておき。

『ダヴィンチ・コード』( ゚д゚)ポカーン

な大作であった。

すべてを見通すかのような敵との死闘というと『リフトウォー・サーガ』第二部が思い出される。
非常にキショい敵で、状況はどうしようもなく絶望的でありながら、謎を解き、敵に迫っていく様が痛快であったように記憶している。
本作もそのような展開だが、『ダヴィンチ・コード』的というか『時の車輪』的というか『ダレン・シャン』的というか、週刊少年漫画的というか、構想によるというより場当たり的な展開に感じられる。
おそらく大作はもう肌に合わないんだろう。

あるいは、アルミニウムという金属が登場したことによって、いろいろと不整合を感じてしまったせいかもしれない。

あと訳者、やっぱ日本語おかしい。

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