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2011年2月 4日 (金)

読物 『ミニスカ宇宙海賊』

『ブラスティー』を再読したい
発端はこうだ。

『クルーズチェイサー・ブラスティー』
スクエアとサンライズが共同で開発するという謳い文句で、戦闘シーンはフルアニメーションだというアオリで、発売前にはやたらと胸をときめかせたものだった。当時のパソコンゲームといえば、グラフィックがまばたきするだけで衝撃と大感動を与えられたもので、ギョーカイでアニメーションの第一人者といえばスクエアみたいな雰囲気があったことは余談である。
ゲームの出来はといえば、ひどくマゾいシロモノで、今やれといわれれば善処すると回答したくなるような内容である。いまよりはツワモノだった我が身はとりあえずクリアはした。宇宙空間で二次元マップかよとかいらんツッコミをすることのなかった無垢な頃のことだが、いちおう世界観的にそれはフォローされている。

さておき、ホビージャパンで並行して展開された企画に独自のノベライズ版があった。後にソノラマ文庫からも上下巻で発売されたがそれとは別物である。
再読熱に駆られたものの、その辺のことを失念していて、手に入れたのはつまらないほう――ソノラマ版のほうだった。

読み始めてそれを思い出し、ホビージャパン版に対する渇望とソノラマ版に対する冷めきった感情との相克が現実逃避として結露し、カバーイラストを手掛けた鈴木雅久に短絡した。当時もそこはかとなくそう思っていたのだが、改めてみるといがんだ絵を描く方であり、しかしながら当時はかなり好きなイラストレーターだったが、柴田昌弘のアシスタントだったとは知らなかった。

短絡してしばし。笹本祐一を想起するに至った。
熱心な読者ではない。いつか読もうと思っていた『妖精作戦』は未だに手つかずである。『エリアル』も完読していない。
まだ仕事してんのかなー的に情報収集してみると『みにすかぱいれーつ』なるキーワードが目についた。

笹本www
なにやってんのwwwww
wwwwwww左舷弾幕薄いw

脊髄反射的にそんな印象を抱いたものの、よく考えてみれば、エリアルというシロモノを世に問うた男である。
エリアルという存在の変態さ加減に比べれば、ミニスカの宇宙海賊など取るに足りぬ。たとえその語感のセンスが80年代だとしても。
共通しているところは「買う方の身にもなってみろ」というところだが、当時と違って今はネット通販がある。人類が得た革新に誉あれ。

内容はといえば。
ドクーガや竹尾ゼネラルカンパニーによって経費というカタチでこのセカイに導入された経済の概念、それを発展させた侵略行為――後に『砲神エグザクソン』に受け継がれたそれを著した男の、スペオペである。
印象として似たようなところでいうと、『宇宙船サジタリウス』やクレギオンシリーズか。

一言そえるとすれば、ごんぶと、である。

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コメント

ゲームはFM-7版は発売中止になって涙した覚えがあります。

小説はホビージャパン版は存在のみ知っており、ソノラマ版は上下及び2を読了しております。

妖精作戦は最終巻のみ、エリアルは全巻読破していれば熱心な読者に分類されますかね?

HJ版は、高校生当時、友人からバックナンバーを全部借りて読みました。1986~1987年にかけて連載されたようです。
集めるのはしんどいので復刊投票してみました。まず無理でしょう。

私自身は勤勉な読者ではないため確かなことは言えませんが、『ミニスカ宇宙海賊』のタイトルおよびカバーイラストに臆せず怯まず書店で買い求め、一気に読了すればそれは熱心な読者と申せましょう。

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