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2011年1月18日 (火)

読物 『狼と香辛料 ⅩⅤ』

中世に実在した強力な商業集団というとヴェネツィアくらいしか思いつかない。実際の歴史だと、経済で台頭した集団に対しては、国家権力や宗教権力がブチ切れてこぞって袋叩きにしてきたという印象があるのだが。
意図的にかそうせずしてか、本シリーズでは商業が非常に強く、国家権力や宗教権力が相対的に弱いという印象がある。ものたりなさは、その辺由来だろうか。

経済ミステリといっても差し支えなさそうな風合いでありなかなか興味深く追従していたが、いささか迷走が見え始め、少々辛くなってきていた。そのような見地からすると、本巻の新展開はなかなかよい。
最終章と銘打たれた15巻、間延びさせて全20巻くらいを見込んでいる。だが、<下>の後に<完結>という修飾語が用いられたケースを知る身としては、(以下略

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