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2011年1月

2011年1月27日 (木)

読物 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』

物語として読むといびつではある。だが、主題を語るための物語という構造は『ザ・ゴール』で調教され済なので問題はない。

マネジメントというものに対しては、漠然とした聞法的な、あるいは社会人経験を通じたものでしか実感することがない。
そのような立場の者としては、ドラッカーへの誘いを得たということで、たいへん有用な本であったといえる。ドラッカーの『マネジメント』から引用された文章について、内心に思っていたことところと符号する箇所があったことにいささかの感慨を覚えつつ。

よく売れているのもむべなるかな。
『マネジメント』も読んでみよう。

2011年1月25日 (火)

読物 『刀語』 全12巻

読中にはアレコレ思いもし、イチイチ感応してみたりもしたけれど。

終わってみれば、まあ、どうでもよい。
二言くらい述べてみるなら、

中世西洋風ファンタジーがあるのだから、中世日本風ファンタジーがあってもよかろう。
戦闘描写は書かない方がよろしかろう。センスがない。

そんなカンジ。

まず間違いなく本書の意義は、著者の著者による著者のためのトライアルで、それ以上でもそれ以下でもない。

ネガティブなナニばかりだが、一つだけ、幸運に思えることがある。
それは、小学生とか中学生とかの頃に、この物語に出会わない運命であってよかったということだ。

2011年1月23日 (日)

漫画 『AMON デビルマン黙示録』

いまさらながら。

衣谷遊は『漂泊の抒情詩人 Shion』一巻で「うぬぬ!」であったが、二巻で「うぬ?」、『エンジェルアーム』で「う」、『ファイナルファンタジー 悠久の風伝説 』で「・・・」となり以後(ry

なんで、まったくもって興味がなかったのだが、なんか個人的にダイナミックプロの季節がやってきてしまったようなので、読んでみることにした。

いろいろと、だいなしだった。
デーモンに、それなりに慕われていたらしいアモンとか、デビルマンと互角に戦ったカイムとか、アモンはゼノンに恐怖を抱いてただろとか。そういうことはどーなってんだと。
どんだけ永井豪の手が入ってるんだか不明だが、アモンをデカくしすぎだろ。

んで、OVA版『デビルマン』誕生編・妖鳥死麗濡編で口直し。1987年制作。いまだに面白いのが恐ろしい。
続編が作られない理由として、当時は悪魔の祟りだとかいろいろ囁かれたものだが、Wikipediaによればなんのことはない、当初から二作分のマネージメントで、二作で完結する予定だったのがああなった、らしい。

さておき、『バイオレンス・ジャック』完結を経験した今、OVA版『デビルマン』に思うところができた。誕生編における不動明と飛鳥了の邂逅の演出、その不自然さ、にである。
あの演出を深読みするならば、不動明と飛鳥了は友人ではなく、あの出会いをもって初対面であり、あの出会いはサタンによって演出されたものではないか。
そんな妄想が発生したのである。

OVA版完結編で語られる予定だったのだろうか。物語後半、飛鳥了が記憶を取り戻すくだりをより自然に演出するための布石だったのだろうか。
完結編が期待できない今、それは永遠の謎となってしまった。

2011/06/09追記:
DVDを手に入れた。
同梱の解説によれば、不動明と飛鳥了の出会いについては前述の個人的解釈のとおりだが、原作者ではなく、監督による演出だとのこと。

2011年1月22日 (土)

かんじかきとり

以下の漢字の読みと、位置を示しなさい。

青霊
少海
尺沢
経渠
太淵
神門
指谷
五里
肘髎
三里
陽谿
陽谷
合谷
中渚
甲谷

百会
顖会
日月
三角
人中
承漿
両眼
顴髎(「顴」の偏は「権」の旁)
四合
三合
三日月
風鈴
両耳
脳戸
唖門
頸中
天柱
頸骨
独月古(月古で一文字)
頸脉
仏骨
松風

気衝
夜光
伏兎
風市
血海
梁丘
膝眼
三里
甲利
三陰交
太衝
臨泣
承扶
殷門
委中
委陽
陰谷
承筋
築賓
外踝
内踝

天突
膻中
胸尖
水月
気海
金的
霊墟
雁下
三枚
横三枚
脇陰
気舎

不惑を前にしてこのような事態を迎えようとわ。

2011年1月20日 (木)

雑記

■ 『ゲッターロボアーク』
 半村良によって石川賢スイッチがONになり、虚無戦記のシリーズが読みたくなったのだが、いまさらなかなか手に入らない。んで。

 わかっちゃいるのだけれど。
 恐竜帝国と共闘。百鬼帝国が侵略してきた理由。
 面白い。面白いんだよ。だけど・・・
 掲載誌廃刊ということで、王道エンディング。
 全三巻。

■『王子の優雅な生活(仮)』
 絵は好みでない方にシフトしたままだけれど、話は変わらず面白い。
 ご都合な展開にみえて、そうではない。儲補正かもしれないが。
 根っこにはルパン三世があるというが、むべなるかな。
 全三巻。

■『奏光のストレイン』
 なんの気なしに引いた当たり。
 制作会社の対談記事を読んでいたら漫画版が紹介されていて、そういやあったなと。
 アニメ作品を堪能した当時はまるで興味がなかったが、記事を読んでいたら無性に読みたくなったのだが、当然のごとくUsedな在庫しか存在しない。
 漫画も当たりだった。久々に再視聴しようか。
 全一巻。

■Xperia
 ハードウェア的な云々でマルチタップには非対応とされていたが、これが一部可能となった。
 ピンチイン/ピンチアウトという、画面を指先でつまんで開いたり閉じたりする動作で、画面の拡大/縮小ができるというもの。一部のアプリケーションにしか対応していない。
 早速アップデートして試してみた。まあ、便利だろうが、なくてもよいかなとか、そんなカンジ。

■『エルシャダイ』
 なんか話題になっていることは知っていたが、興味はなかった。
 発売日が決まったそうで、トレイラーを見てみたらなんか普通に面白そうで興味を持った。
 開発中の画面だそうだが、さっぱり加減が『源平討魔伝』を彷彿とさせる。
 『源平討魔伝』といえば、期待度のわりにアレなゲームだったが・・・さて。

2011年1月19日 (水)

読物 『這いよれ!ニャル子さん』

読中、これってどうなの?とアレコレ検索してみたら、和製クトゥルーの最高峰は『妖神グルメ』だという意見がちらほら。やっぱそうだよね。

あとがきには「いい意味で、ラブクラフト御大が草葉の陰で卒倒しているに違いないと評された」作品として『デモンベイン』が紹介されていた。本書と違って着手前にあれこれ情報収集してしまって、アル・アジフが残念な扱いになってそうだという先入観を与えられてはいるが。
いっちょやってみるか。

2011年1月18日 (火)

読物 『当り屋ケンちゃん』

野田秀樹という名を知ったのは、『超人ロック』35巻『蛇神降臨』の著者近影においてであった。
曰く、

「さて今回は『邪神降臨』というサブタイトルですが、べつにこれは野田秀樹氏の戯曲『野獣降臨』(のけものきたりて)を真似たわけではありません。読み方も”じゃしんこうりん”と音読みしてくれれば良いのです」

『邪神降臨』の話は正直内容はいまいちアレだったが、当時まだ『ニンバスと負の世界』を知らなかった身の上としては「また 六百年も先なのか?」「それとも!?」という思わせぶりなセリフの意味、そして続く『プリンス・オブ・ファントム』に登場するミ・ロードの正体についてはかなり興味をそそられた。
そして、「真似たわけではない」にせよ、引き合いに出されたからにはなんらかのヒントがあるのかもしれないと短絡した。

短絡したにせよ、戯曲には手が出なかった。そうして野田秀樹氏の作品に触れる機会を逃していたわけだが、ふとしたことから著作を読むに至った。

\(なんぞこれ)/

小説の体裁であるが、小説というより、劇のようなカンジである。
ジャンルでいうならナンセンスになるのであろうか。面白いのだがヤオイである。

余談だが、共感覚が登場する。縁の奇しなるかな。

読物 『狼と香辛料 ⅩⅤ』

中世に実在した強力な商業集団というとヴェネツィアくらいしか思いつかない。実際の歴史だと、経済で台頭した集団に対しては、国家権力や宗教権力がブチ切れてこぞって袋叩きにしてきたという印象があるのだが。
意図的にかそうせずしてか、本シリーズでは商業が非常に強く、国家権力や宗教権力が相対的に弱いという印象がある。ものたりなさは、その辺由来だろうか。

経済ミステリといっても差し支えなさそうな風合いでありなかなか興味深く追従していたが、いささか迷走が見え始め、少々辛くなってきていた。そのような見地からすると、本巻の新展開はなかなかよい。
最終章と銘打たれた15巻、間延びさせて全20巻くらいを見込んでいる。だが、<下>の後に<完結>という修飾語が用いられたケースを知る身としては、(以下略

2011年1月16日 (日)

読物 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 1~7』

舌の根も乾かぬうちに。

なにやらアニメ12話は GOOD END で、15話が TRUE END だとかいう情報を目にしてしまい、小説のつくりが気になってしまったという経緯はさておき。

5巻を転機に、なにやら風合いが変わったようである。近頃では小説版ハルヒに感じたそれと似ている。
制作者サイドがナニカと戦っていたようでもある4巻まではこりゃあ面白えってカンジだったのだが、刊行ペースのせいなのか、7巻なんかはエロゲ的無理展開なカンジであり、ギョーカイでありがちなハーレムでセカイな局所解に陥らんとしているようである。

期せずしてまた、「今後が楽しみ」な作品となってしまった。

激しく舞翔ぶ邪妖精たちが

炊飯用土鍋はプチ寸胴なカンジなので、パスタを茹でるのにちょうどいいことにやっと気付いた昨今。
蒸しタオル用に購入した電子レンジによって、引っ越して下がった文化レベルは飛躍的に向上したが、揚げものなんかはする気にもなれず、実家でやる。

最近、梅昆布茶にハマっており、ネットで検索したら「紀州南高梅 梅昆布茶 JA紀南」というペースト状のものが見つかったので取り寄せてみたら、「梅昆布茶唐揚げ」なるレシピが同封されており早速つくってみた。
なかなか満足の出来で家族にも好評だったが、夕刻ふりはじめた雪が相対速度でブリザード状態になっており、単車にはシビアなステージに。
住処に至る、登り傾斜のある小路は通行が全くないヴァージンスノーで、ちょっとアクセルを空けたらドリフト気味になって、かなりビビった。

ややあって、喫煙のためベランダに出ると、音のない世界になっていた。
しんしんと、降り積もってゆく。

2011年1月13日 (木)

読物 "Songs of Earth and Power" シリーズ

『無限コンチェルト』と『蛇の魔術師』からなる物語に表題のようなシリーズ名が冠されていることを今日まで知らなかった。

TRPGに耽溺した若き日々、自らマスタリングするシナリオは菊地秀行、そして『ドラゴンランス』など、わかりやすい嗜好品へのオマージュだと考えていたが、本作品をはじめとして似たような味わいのある『イルスの竪琴』『リフトウォー・サーガ』など幾つかの作品群が、実は深いところに根ざしていたのだと、此度の再読で再確認した。

他の作品を読んでみようと思いつつもグレッグ・ベアの著作は本作品しか着手しておらず、これで幾度かめの再読で、初めて著者の宗教観というかそんなカンジのものが気になり、とりあえずは"The Forge of God"シリーズに手をつけてみようと思ったりもしたのだが、当然のように絶版なのである。

読物 『人類は衰退しました』

けっこう辛かったけど、まあ面白かった。

どこか懐かしい感じのするカバーイラスト効果でぱっと見の第一印象は悪くなかったのだけれど、よくみるとナニなアレで、騙された感を満喫させられた。イラストレーターも気づいたのか気づかされたのか、ぱっと見の二巻カバーイラストは軌道修正されているようだが、それはさておき。
終わらないギャグ漫画(あさりよしとおテイスト)のような小説を五巻まで読むかというと。

完結したら考えよう。

2011年1月10日 (月)

アニメ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

三連休、ずっと寝ていた。寝すぎて夜、眠れない。時折こういうことがあるが、そんなときはモノを読んだり見たりして過ごす。

そんな事情はさておき。
今からおよそ二十有余年前の事、今でいう妹萌えという概念は既に存在していた。萌えという言葉がまだ我が意識に到達していなかった、あるいは呱呱の声をあげた頃の事である。
互いに妹を持つ身である大学時代の友人Oとはいわゆる妹萌えについて、
「ないよな」
「ない」
「ありえないよな」
「ああ、ありえない」
(CV:宇奈月典膳、班孟)
的な会話をしていたことはさておき。

ニュースサイトのバナーという形でほぼ毎日、ヒロイン桐乃のツラを拝む日々が続いた。その時点では、『俺の妹が~』というタイトルのみを認識するにとどまっていた。
好きな絵柄ではない。ふつうは気にならないところだが、なぜだか無性にムカついていた。
サイトを訪れなければよいのだが、就業時間中の暇つぶし的に利用しており、コードに煮詰まった時など半ば無意識にブックマークを巡回していることがある。目立つ位置に配置されたそれは、否応なしに目に入る。なんかムカつく。そんなことを繰り返していた。

この曰く不明な不快感はなんだろう。
その原因を突き止めようと思い立ったのが、鑑賞に至るきっかけだった。最近なんか似たようなことをやったような気がする。

さておき。
アニメは普通に面白い。髪の塗りが違和感ありまくりだが、作画は安定している。
この手のものの経験値も少ないながらに積んだので、FMPやハルヒ、とらドラに対してそうなったようには、原作小説がどのような書かれ方をしているのかは気にならない。
とはいえ、オンエアされないらしい3話分についてはちょっと気になるのである。

余談ではあるが、劇中格ゲーを見てたらなんか格ゲーがやりたくなってしまったのだが、PS3ではちょうどよさげなタイトルがなさげな。

2011年1月 9日 (日)

読物 『出撃! 魔女飛行隊』

「私は敵機を見上げました。私の機銃に弾倉を装填する時間はありませんでした。敵機は正面から攻撃をかけて来たので、通信士の銃座からは全く射撃できません。私はとっさの思いつきで頭の上の風防を開き、信号弾発射ピストルを握りしめたのです」
 ドイツの戦闘機は、二機がほぼ縦一列に並び、至近距離からの一撃でこの無力に近い獲物を屠ろうと、撃ち始めずに迫って来た。ガリナが半身を乗り出してピストルの引き金を引くと、信号弾ロケットは薄い尾を曳いて飛び、敵の二機の間で炸裂した。ガリナは薬莢を抜き出し、二発目の信号弾を手探りしたが、その必要はなかった。敵は右と左に急旋回して回避し、そのまま戻って来なかった。絶望的な危機の中でのガリナの機転がうまく当たったのである。

P.217

「連隊の同僚たちは、こんなに激しさを示したリリーを初めて見たのです。彼女の目は虎のように輝きました。彼女は楽しんでいたのです。彼女の闘志をむき出しにした姿を見て、彼女は危険な女性だ、と同僚たちは感じました。彼女が殺人者としての感覚を地上で現したのは、初めてのことでした。このドイツ人はリリーに軽蔑の気持ちを見せたのが失敗でした。彼女はパイロットとしても激しく怒って、痛烈に相手を叩きのめしたのです。これは彼女の完璧な勝利でした」

P.299

1.1970年代のジュブナイルの表題のようであるが、そうではない

2.ラノベでもない

3.戦記である

4.原題は"Night Witches"

5.訳者は原著を面白いと評した上で、当時のソ連空軍をdisっている

6.瑞っ子の渇きを潤す成分が含まれている

急降下爆撃』以来、学研M文庫を索敵目標に追加した。現在の目標は『擲弾兵』だが発見に成功していない。Amazonでは絶版となっているため、主に古本屋での活動となっている。普通に書店に並んでいるかもしれないが、書店の性能低下あるいは我が身の図書館スキル低下を痛感する昨今、探す気にもなれない。

時折古本屋を巡回して幸運を期待するわけだが、期せずして、このような巡り合わせに出会うこともある。

瑞っ子といえば、こんなものが刊行されるようだが、掲載されるのはミサイルだろうか。

2011年1月 7日 (金)

読物 『傾物語』

アニメ作品を視聴した効果は絶大で、いろんなシーンが映像で脳内展開する。

だから、看板に偽りありな物語でも、それなりに楽しんでしまえるのだろう。

というとアレなようだが、不快ではない。

Amazonの書評に、以下のようなものがある。星は4つ。
「カレーライスが食いたくてカレー屋に入ったら、メニューにカレーうどんしかなかったので、仕方なく注文したら意外とおいしくて満足いくものだったんだけど、俺が食いたかったのはカレーライスなんだよ!
そんな感じが味わえる素敵な本でした」
全面的に同意する。

付け加えるとするならば、
刹那的で短絡的な、時代を超えられない表現を多用せざるを得ないほどに、切羽詰まっていたのか。
そんなカンジ。

著者がなにかと戦っている風が見え隠れするような気がするが、たぶん、気のせいであろう。予定されている『しのぶタイム』との逆転現象があるのかどうか、楽しみである。

2011年1月 5日 (水)

年末年始のこと、棚卸しのこと

実家の床にワックスがけをして疲労困憊していた年の瀬、高校時代の友人と会って飲んだ。
かの時より二十有余年、
「カァース!」
とか叫びながらd20をふり、いい加減な英語を操っては我らプレイヤーを翻弄していた彼も一児の父となった。
県外在住にて地元中心街は久々で、北関東のアキバとかいわれつつあるらしい地を探訪したいというので案内した。中心街は過疎っていたが、そこだけはそれなりに元気だった。
息子が大きくなったら父の武勇を語ってやらねばなるまいなとからかいつつ、話題は『銃・病原菌・鉄』から格闘技まで及ぶ。TRPGの話題がでれば、「またやりたいな」と互いに口にはすれども、なまなかに果たせぬことではある。叶うなら、なんとかしたいものだ。

明けて、小学校時代からの腐れ縁と会うことになった。
あいもかわらず厨二病に罹患しているこの男、出るところは出て、すっかりオヤジと化している。もちろん未婚だ。
いい加減な男で、そんな男にも律儀な対応を心がけていたのだが、ようやくふっきれて、相応の対応をするようになれた。人は変われるのだ。正月の、14時頃にメシを食おうと連絡してくるあたり、あいもかわらずの手前勝手ぶり。すでに昼食を済ませていたが、仕方がないのでつきあってやることにする。
Androidの開発をやることになったというあたりが都心在住ぶりをあらわしている。ちょっとうらやましい。
景気のいい話があるわけでもなく、飯をくってすぐに別れた。寝正月を決め込んでいたのに、なんで野郎とヨドバシうろつかにゃならんのか。
数ヶ月前、まずいと感じて以来足が遠のいていた駅近ビルの地下ラーメン街にある「こがねや」で、汚名返上の機会をくれてやったのだがやっぱりダメだったことは余談である。

どうでもいいことだが、昨年の読破数は煩悩の数に及ばず、106冊。
廃に戻らぬよう、気をつけねば。

バイバイ ウィルコム

おおよそ十六年も使用していれば、それなりに感慨もあろうもので、解約を三ヶ月も先延ばしにしてしまった。

さよなら、というにはもう遅いが。

2011年1月 3日 (月)

漫画 『超人ロック ニルヴァーナ』

エレナ話かと思ったら書を守る者話だった。

ロックが死なないのは水戸黄門的お約束となっているのだが、それでも楽しく読めるのは、グルンベルクを倒すのに針を使う的な展開があるからだろう。

サイバーにニケ、『ムーンハンター』のアレ、サイコメイル、Eバスター、メガネビームの人、『カデット』のその後と、盛り沢山な内容。

2011年1月 2日 (日)

読物 『ダン モロボシダンの名をかりて』

金城哲夫の『小説ウルトラマン』がどうしようもなく絶版で、かわりにというわけではないが、興味がなかったわけでもないので読んでみることにした。

森次晃嗣という役者の半生記であり、「ウルトラセブン秘話」というカンジではない。
Wikipediaなんかでヒーローを演じた役者のプロフィールやインタビューなどからの引用を読むと、役柄の一つとしてしか認識しておらず、見て育った世代として無条件に抱いていた親近感になにやら寂寥感が混じり込んでしまうを禁じ得ないものだが、本書もそんなカンジではある。

読物 『龍盤七朝 ケルベロス 壱』

薦められて肌に合わなかった『サムライ・レンズマン』との出会いがあったから、これまで避けていた。渇きのあまり、塩水でもかまわないという心境だったのだが、昨今珍しく、一気に干してしてしまった。

うまい水だった。絶妙に足りないところが渇きをいや増しにする。
続編が危惧されており、今生に未練を残す作品となりそうである。

読物 『なれる!SE2 基礎から学ぶ? 運用構築』

現在お世話になっている職場には、二名の開発担当者が在籍している。

さて、職場の責任者は、イラチである。H/Wには詳しいが、S/W開発には詳しくない。アシスタントや営業には無茶ぶりをし、理不尽なカミナリを落とすのが日常だが、開発担当者にはこの上なく鄭重な扱いをしてくれる。
言動にツッコミどころはあるが、経営者としての立ち場を考えれば大方は理解できる。おそらく苦労人でもあろう、豊富な人生経験をうかがわせるものだからだ。その拳が彼の若かりし日々の流法を物語っていると思わせられることは余談である。

ともあれ、少なくとも、俺様ちゃんは過分に鄭重な扱いをしていただいている。単価の安さを、それで目をつぶっているきらいがあることも余談である。
もう一方の扱いは、そうではない。もう一方も、在籍開始当初は鄭重な扱いを受けていた。一年余りが経過して、今ではもう、宿六扱いというか、そんなカンジである。そして、それを理不尽だとは思わない。職場の全員が、といっても数名だが、同じ印象を抱いている。

つまるところ、その方は信頼されていない。

俺様ちゃんだって、ミスもポカもする。やばいと思うような事態を招来してしまったこともある。だが、信頼は失われていない。相応のことを成し遂げているからだと思う。だから、トラブルを丸投げされたようなときには相手の無責任を冗句まじりになじったりして「そんなんしらねー」とか口にはしながら密かに調査を進めて「よくわかんないけど、これこれこんなカンジっぽいよ」とツンデレしてみたりもする。
その辺わかってないで、ツンの部分だけ、その方は真似したがりしやがる。

さておき。
この物語は100%ファンタジーである。しかしながら、100%ノンフィクションでもある。
ファンタジーの部分はラノベとわりきって、ノンフィクションの部分は対岸の火事見物または懐カシヒ思ヒ出な気分で楽しませてもらっている。
困ったものだ。

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