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2010年2月16日 (火)

読物 『アンディ・フグの生涯』

著者の谷川貞治は言う。
「武道には生産性がない」
と。

K-1前夜、格闘技では食えないとされた時代を指してのことだろう。ここでいう武道とは空手のみを指しているんだろうが、まあ、どうでもいい。

アンディ・フグという人物の、個人的には知らなかった経歴や人となりを垣間見ることはできた。
だが、著述に対する信頼性を疑わされては、なすすべもない。

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コメント

そういう本でしたか。
まあ、谷川貞治ですから、なかなか、ねぇ…。

フグはカッコよくて好きでした。まだ『Number』を読んでたころ、見事に足を振り上げた写真が今でも印象に残ってます。
かかと落としをメジャーにしたのはフグだし、またああいう大技が当たってたんですよ、不思議と(笑
まあ、しばらくすると、ワザを知られてしまえばそうそう当たらないというパターンに落ち着いていきましたが。
そういえば、かかと落としって最近見ないなぁ…。

ま、武道と興行は、またぜんぜん違うでしょうから、そのあたりのことは私めにはなんとも、です。

先だって読んだ『まっすぐに蹴る』にて、危篤状態のアンディが、角田の呼びかけで三度まで鼓動を強め、四度目に医師から「もう休ませてあげましょう」とすすめられたという経緯が記されており、それは本書にも語られております。
ドラマティックな男であると本書では再三繰り返されておりますが、それは否定のしようもなく。
南無。

1994年頃、大阪は枚方で、空手を学んでいる高校生と知己になり、「かかと落としってどうなん?」と尋ねたら「使えん」といっておりました。
相当のセンスを要する技術なのか、珍しい技であるから有効であったのか。
門外漢ゆえ、よくわかりませぬ。

アンディのいまわの状況を、彼の生き様と並べて記述されており、読みやすくまた一読されて損はない本とは思いますが、例の一言が興ざめであった次第であります。

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