« 初料理 | トップページ | 棚卸し »

2010年1月 3日 (日)

読み初め

晦日も目前のある日、わりと半端なスケジュールの空白が出来て、風邪というか扁桃炎からの回復も怪しい体力で思いつける暇の潰し方としては映画か漫画喫茶というところだった。

後者を選択して三昧の境地に至ったわけだが、なにを読んだかよく覚えていない。完結した『ぼくらの』を読んだことは覚えていて、「あら、そう」ってな結末は、再読すればもうちょっとわかりようもあろうかとは思うが、再読する気にもなれないものであり、きっと『GANTZ』も似たような終わり方するんだろうなあとセキズイ反射的に思うのみである。
どうでもよくなっちまった漫画つながりで『シグルイ』を読んだことを思い出したが、やはり同様の『刃牙』『餓狼伝』と対にして、誰かコイツら止めろってカンジ。

これまで未読だったものも幾つか読んだ。
『バクマン。』は、何はさておき王道で、幾重にも重なったメタ構造が面白い。
一方『アオイホノオ』は、よくいえば気負いすぎで、悪くいえばあんま面白くない。助走つけすぎというか。面白くなる前に力尽きるんじゃなかろうかとか。

そういえば、例の皆神山つながりで『強殖装甲ガイバー』を再読してみたら、作中では魅奈神山となっていた。当て字がなんとなく昭和だなとか思いつつ、三浦健太郎はガイバーを意識しているのではないかとか思ったり思わなかったり。逆も真のような。

かような経緯からスイッチが入ったようで、この年始、『パイナップルARMY』と『MASTERキートン』を一気読みした。元旦二日と親族系の行事に予定を埋められ、休みは残り一日、他に思いつくこともなかったということもある。

『パイナップルARMY』は短くよくまとまっており、とくにいうことなくFavoriteであった。『MASTERキートン』はかなり暇な時代にわりとリアルタイムで追っていたせいもあろう、当初は「おもれ~」だったがやがて「いい加減終われ」となったことを覚えていて、その分個人的評価が低い。
読み返してみればどちらも面白く、よくできている。

昨年『Dr.コトー診療所』を読んだのだが、いつの間に浦沢ismな作家になっていたのやら、物語はさておき、主人公を含め登場人物の笑みがひどく気に障ったことを思い出させられた。

« 初料理 | トップページ | 棚卸し »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

>『パイナップルARMY』と『MASTERキートン』

浦沢に夢を抱いたよき時代でした。
去年、『MASTERキートン』を全巻入手して再読したのですが、やっぱりおもしろかったです。主人公がちとスーパーマンにすぎる感じがしましたが、それはそれでいいか、と。
そうだ、『PLUTO』買わなきゃ。

休日は動きが取りにくいので、漫喫ってなかなか行けないんですよね。私の最大の弱点です。世知辛い家庭環境であります。

『PLUTO』終わったんでしたっけ。
原作も読んでないので特に興味なかったんですが、終わってるならセットで読んでみようかな。


>休日は動きが取りにくいので、漫喫ってなかなか行けない
平日漫喫行ってる!?と誤読しておきます。

数年前、平日にネットカフェ行った際、サラリーマンが結構いるのにびっくりしましたものですが、最近はどうなんでしょうねえ。

おっとお、次のブログのほうを先に読んでしまいましたよう。
なるほど全8巻ってのは、『パイナップルARMY』のことだったのだな。
浦沢最高傑作だな。間違いなく。『MASTERキートン』は短くまとまっていれば『パイナップルARMY』を越えることができたかもしれんが、やはり間延びという悪い癖がでてしまった。あ、たぶん一般的には『MASTERキートン』のほうがメジャーってのはよく分かってますよ?個人的感想個人的感想。

個人的感想といえば、『アオイホノオ』は島本最高傑作ですよ?
もちろん以前には『逆境ナイン』や『燃えよペン』(最初の一冊のみ)という傑作はありますが、いやいや、『アオイホノオ』はゲタ履いてるとはいえその上を行ってます。最高ですよ、島本版『マンガ道』。あの時代の大阪芸大はトキワ荘にある意味匹敵する恐るべき陣容を誇ってるんです。

ぼくはダイコンは微妙に遅れて衝撃を受けてる世代なんだけど、それでも十分に影響を受け、恐怖を植え付けられ、まさに越えるに越えられぬ壁を見せつけられたものなのです。その恐るべき壁を横でみつめるしかなかった島本には同情すら感じます。そろそろそのダイコンのシークエンスです。ぼくは正座して読みますよ。そしてきっと島本に感情移入するでしょう。島本がどんな驚愕の表情をしようが、ぼくはそれを理解し共感します。それほどのものだったのですから。それを契機にアニメを諦め、マンガの道に進んだとしても、むべなるかなってやつです。ああ……アオイホノオを読むとだねえ……当時の自分を思い返してしまうのですよ。ううむ…時代、時代。そして個人的感想個人的感想。

そしてだねえ、『PLUTO』は全8巻で完結してるのだ。まあぼちぼちだった。今は『BILLY BAT』。いつものごとく、最初は面白く感じるw ほんと、引っ張るのは巧いよねえ。

>全8巻
いあ、別なやつ。
キートンは原作者といろいろあったらしいから喃。

>『アオイホノオ』
響かんところが俺様ちゃんの限界なのだろうな、きっと。

>『PLUTO』
ぼちぼちか。まあ、ぼちぼちじゃなかったらオドロキだなw
『どろろ』原作作品なんかに比べたらずっと良いのだろうけど、比較の問題じゃないしな。
ぼちぼち読むか。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/542052/47197593

この記事へのトラックバック一覧です: 読み初め:

« 初料理 | トップページ | 棚卸し »

フォト
無料ブログはココログ

最近のトラックバック