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2009年6月20日 (土)

読物 『われ万死に値す』

政治家の評伝の類は読んだことがない。読んだことがあるかもしれないが覚えていない。
本書を手に取るきっかけは父親が読む姿を目にとめたことで、特に読みたい本もなかったことから着手に至った。

本書に類するモノに対し無知であるという個人的経験から本書を俯瞰すれば、本書の焦点は
「7 皇民党事件の深層」「8 闇の世界」にあり、竹下登という政治家はこれらに関与する人物であったがために題材として選ばれたにすぎないと思われる。

それなりに生きていれば、無知無関心ながらも政治やそれを動かす人物らにある種の印象と経験的知識を獲得するもので、いまさら特にそれらの印象を改められることはなかったが、仮に本書の内容がフィクションだとしても、そのような読み物として楽しめなくもない。
我が身の内にある『野望の王国』のノンフィクション性が若干高められたという点で、価値のある書物であったといえる。

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